--その1--
「ひっぴぃ の出張サービス」に参加された方から頂いた感想やアンケートなどの一部を、ご本人に掲載の許可をいただいて掲載しています。
2002年12月1日(日)三条富小路の喫茶店「さらさ」にて
大阪でいろんな国際関連NGOに顔を出したりしておられる4人の方々に呼んでいただきました。学生さんも、働いておられる方もおられ、
いろんなネットワークがあるんだなとびっくりしました。 みなさんご自身の考えをしかっりもっておられたので、いろいろ熱心にお話しすることができました。(ひっぴぃ
♪♪)
先週末は出張お話会どうもありがとうございました。
京都のさらさでお話をきかせてもらったAです。
おもしろい資料もたくさん頂いてありがとうございます。
あとで読みました。
日々野さんのお話とてもおもしろかったです。
パレスチナのことあまり知らなかったので 勉強になりました。
それにパレスチナの方の ニュースとか前より興味を持つようになりました。
やっぱり、イギリスとかアメリカの権力に、紛争や宗教が 利用されたりしてて問題の本質はそこにあるのかなって
思いました。
あと、写真ってやっぱりリアルですよね。 視覚から入ってくる情報ってすんなり入りますね。
それで、写真を見せてもらいながら聞いた話で イスラエル側もパレスチナ側もどちらの言い分も
わかった、どちらに対しても感情的にも同調できるけど 今のままじゃ状況はよくならないからどうしたら
いいのか?ってずっとかんがえてます。
まずはイスラエルが 侵入を止めて壁をつくるのをやめることだって日々野さんが おっしゃってたのでイスラエルにそうさせるにはどうしたらいいんだろう?
って考えてると、イスラエルでの教育の話とか宗教リーダーの こととかどんどん知りたいことが出てきて、少しづつ
知っていきたいと思ってます。
あと、セクシャルマイノリティーのこと。
私はそういうことについて周りにそういう人もいなかったし 全然考えたこともなかったので、なんていうかカルチャーショック
みたいな感じでした。
だけど、もらった資料読んでてそういう人が いることや、そういう人への理解の乏しさなんかが少しわかったと
思います。
資料読んでても途中までなんとなく遠い話のような 感覚だったんですけど、日比野さんが一緒に銭湯にいった話を
読んでぐーっとリアリティが出ました。
今まで身近にいなかったけど(もしかしたらいたかもしれないけど 私が知らないだけかもしれませんけど)、社会の中に
そういう問題があって苦境にいる人たちがいるっていうことは知れて よかったです。
そういうことを全然知らないでいるのと 少しでも知ってるのとでは、問題に直面したときしたときの
対応とか気持ちが全然ちがいますよね。
ちよっと話がずれてるかもしれませんが、
たとえば一般に おかまやおなべと呼ばれる人たち(失礼な言い方だったらごめんなさい)
に対して私自信は嫌悪感っていうのはないと思うんですよ。
どちらかと いうと自分の気持ちに素直で純粋な人、優しい人っていうイメージを もってて、会ったこともないのになんでだろうって考えたら
吉本ばななや浅田次郎の小説の登場人物でゲイの人やおかまの人が 出てきて、その人たちのキャラクターが純粋で優しくて好感を
持つからかもしれません。
日々野さんのお話もおもしろかったんですけど 日々野さんご自身もすごくおもしろい方ですよね!
最後の方は日々野さんのお仕事のことや、なんで そういうことしてるのか等もいろいろ聞かせてもらいましたが
なぜか元気が出ました。
日々野さんの印象、信念をもって生きてる人、強い人。
またどこかでお会いできるのを楽しみにしてます☆
どうもありがとうございました。
(Aさん)
わたしはイスラエル・パレスチナのことをなにも知りませんでした。
アフガンの映画(カンダハール)を見て、 知らないことがたくさんあるって自覚しました。
だれの言葉か忘れたけど「無知なことは罪である」と言っていました。
アフガンのことも含め、パレスチナのことや様々なことを知りたいって 思っているところに日比野さんのチラシを頂いて、来ていただきました。
少人数だったので、ごく易しいところからお話ししてくれました。
とてもわかりやすかったです。
テロというのは宗教的なことが関係していると思っていました。
「死を恐れない」ということは洗脳されてるとか、 なにか特殊な力が作用しているんだとずっと思っていました。
でも日比野さんのお話しを聞いて、パレスチナの人々は、 死んでもかまわないと思えるような生活をさせられてると知りました。
日比野さんのように、現地の情報を伝えてくれる活動はとてもいいです。
ぜひ今後も続けてほしいです。
(ちゃこさん)
2002/10/20 山下軒にて
takezouさん
*あなたがパレスチナのことに関心をお持ちになったのはなぜですか?
パレスチナという場所に関心があったわけではないのですが今年9月の米テロ事件以降各国での紛争、無差別
殺人、差別問題などについてもっと考えていかなくてはならない気がしていました。
同じ時代に生まれ同じ時間をこの地球で暮らしている人間同士の中で生まれる争い・・・簡単に解決しないことは歴史的にも無理なことだとは誰もが知
っているはず、そして何もしなければ何も道は開かないということも・・・なら私は現地の情勢を間接的にでもいいから知ること、認識することくらいしようと思いお話を聞
かせてもらいました。
*「ひっぴぃ♪♪の出張サービス」でどんなことを聞きたいと思っていましたか?
市民の暮らし、入出国の状況、難民キャンプの活動内容、身柄拘束時の状況などについての話。実際、自分の目で見て現地の声を聞き歩いた率直な感想が聞ければとおもって
いました。
そして当日は上記の疑問点などをより詳しくするために資料や地図、写真などを使って分かりやすく説明してくださって無知な私にも現実的にとらえる良いキッカ
ケとなりました。
*「ひっぴぃの出張サービス」の感想をお書きください。
初め、日比野さんはパレスチナや各国の難民キャンプなど重点にし活動されてる方と思っていたのですがお話を聞くと最初は何も分からずどんなことをするのだろう?という
気持ちで参加したという事実に驚きました。
そして現地では軍事的に占領されパレスチナ人の一部地域で外出禁止の中毎日を怯えながら生活してる人が多くいること。
しかも家の壁、家財道具を家宅捜査という名目で破 壊される事実、この最悪な状況をもたらした過去の領土占領のつながり、人種差別
の名残など具体的に知ることができ本当にいろいろな事を考えさせられました。
助けを求め日々を窮地で暮らす人がいる。そしてそんなことすら気づかずに暮らす人がいる。権力社会のなかに慣れてしまいすぎたこの世の中、よく考えると全ては自分たち
が築き上げた世の中。
弱者を救えるのは強者だけでなくこの世にいる全ての人間なんだということが分かり、すごく勉強になりました。
未来が少しでも明るくなるためにも現代にやるべきこと見つめること無数にあると思います。
人それぞれ感受性や行動の仕方は違いますが平和を望まない人はいないはず・・今日生かされてること、自分にとって
大切な人が無事に暮らしていてくれることに感謝して毎日大切に暮らしていく
まず私はそこから始めようと思います。
日比野さんの感受性豊かな部分や現在の活動素晴らしいと思いました。
今後も視野を広げ頑張っていってください。