--その6--
「ひっぴぃ の出張サービス」に参加された方から頂いた感想やアンケートなどの一部を、ご本人に掲載の許可をいただいて掲載しています。
2003年4月8日(火)Soma(三条富小路 WOOD-INN2F)にて
チョムスキーの映画の試写会で、少しだけパレスチナのことお話しさせていただきました。その時の話をお聞きになった方が、出張サービスでもっと話を聞きたいと呼んでくださいました。
鳥さん
■パレスチナに関心をもったのは、ほんやら洞でひっぴぃさんの話を聞いたからです。
パレスチナ、というよりもひっぴぃさんに関心をもったというのが大きくて、パレスチナに限らずひっぴぃさんの話を聞きたいな、お話したいな、と思ったんです。
パレスチナでの問題は日常生活における問題と同様なんだ、という感じ方や、ひっぴぃさんの質問者に対する回答の仕方“いいな”と思ったんです。
■出張サービス楽しかったです♪♪
ひっぴぃさんのことば「自分のために生きてる」。心に残りました。
このあたりももっとおききしたかったな。
普段話し合わないことを話し、色んな方の思いや考えを聞き、 自分自分そのあともいろいろ振り返ったり思ったりすることがありました。
なかなかない貴重な体験でした。
見知った3、4人で1,2のテーマについて深く話してみるのもいいんじゃないかな〜、なんて思っています(^-^)
licさん
○パレスチナについて
写真を拝見させていただいて、これまで抱いていた 「関係ない世界」だと思っていたのが、
現状を把握するのは困難な世界だと認識できて それすら、無視していたことが分かりました。
興味よりも、生々しさでショックを受けました。
頭が痛くなりました。
○出張サービスについて
いいな、って思います。
○出張サービスの感想について
勉強会のような、懇談会のような、感触で あっという間に時間が過ぎていった感じです。
一回では済まない感じがしました。
一番良かったのは、 「おかしいことをおかしいということ」 について、いかに実践していくか?って、日比野さんの
ヒストリーにガーンとしたことです。
震えました。
恵子さん
■あなたがパレスチナのことに関心をお持ちになったのはなぜですか?
実は、全く関心はありませんでした。
私は“性別”の方のテーマに関心があって、 会に参加させていただいてました。
でも、ひっぴぃ♪♪さんの話しを聞くうちに、 国同志の戦いも、 地域同志、企業間、職場内、家庭内、知り合い同志の戦い、もめごと、
もっと突き詰めれば、 自分の内面で起こってるいろんな葛藤も、 起こっている場やスケールが違うだけで、
自分がフォーカスしていきたいと感じる大事な所は一緒かもしれない…と感じました。
国同志の戦いというスケールの問題に向き合うことで、 今まで気付きにくかった、
見えにくかった大事なことに、 新たにたどり着けるかもしれない…と、 関心が湧いてきました。
■ひっぴぃ♪♪の出張サービスでどんなことを聞きたいと思っていましたか?
自分自身も性別のことで、 子供の頃から多々考えさせられることがあったり、悩むようなこともあり、
最近では悩むことは無くなりましたが、 やはり、とても興味深く、大事なテーマのひとつとして“性別
” というテーマがあります。
そのようなことで“性別”について深く感じ、考えておられるであろう ひっぴぃ♪♪さんに、アタマだけで考えたのではない、
全身全霊で感じた“性別観”をお聞きしたいと思っていました。
■ひっぴぃ♪♪の出張サービスの感想
パレスチナのお話、性別のお話を、ひっぴぃ♪♪さんや皆と話をして、 あの後いろいろな思いが浮んできてたのですが、
一週間時間が経つ中で、思いが少し集約されてきました。
で、今、感じていることは、
『違うもの同志の“境目”や“差”の部分にフォーカスするのではなく、 自分の個性に、相手の個性にフォーカスし、尊重していきたい。
そして“違うこと”自体を尊重していきたい。』
そんなことを感じています。
皆が自分を愛し、大事にしていこうと肚から感じられたら、 自分以外の存在に対しても、
きっと同じように感じる事ができるようになるんじゃないかな、 と思います。
そうなった時には、自分や自分以外の存在の“性”も、 きっと大事な“個性”のひとつとして感じられると思うのです。
それぞれがそうなってくれば、 “境目”や“差”が引き起こすモンダイは、 自然に無くなってくるんだろうな…と。
なんだか、とっても理想論的かもしれませんが、 でも、やっぱりそこが大事なんじゃないのかな…と、
自分の思いを改めて確認したような気がします。
しかし“違うこと”自体を尊重することって、 言うは易しで、実際に実行するのはなかなかどうして難しい…です。(苦笑)
相手に対して怒りを感じたり、 批判の気持ちが湧いてきたりする時に、 その原因を観ていくと、そこには…
“こんなことするなんて信じられないっ!!” って気持ちが横たわってることも多く、
そう感じることについて更に冷静に観ていくと、 そこにはただ“価値観の違い、個性の違い”が在るだけだったりする。
私と相手は違う。
ただ“違う”だけで、 とっちが正しい、間違いという問題ではない。
ウッカリしてるとすぐに、 そこを忘れてしまったりする。
それをただそのまま受け入れられる自分になっていきたいな…、 正しい、間違いの視点ではなく“違う”ということを受け入れた上で、
“でも、自分はそういうの好きじゃ無い。
キライ。”と感じることもモチロンO.K! (モチロン相手にそう思われるのもモチロンO.K!)
そんな風になっていきたいな…と、改めて感じ直したのでした。