エルサレム郊外での自爆攻撃の現場写真です。
「どうして自爆攻撃は軍の基地やイスラエル政府の建物を狙わないの?どうして一般の市民を狙うの?」とエルサレム滞在中に知り合ったパレスチナ人に私が聞きました。こたえは、「それは、一般市民を狙っているのではない。入植者を狙っているんだ」でした。
まさにシャロン政権下の現在も積極的に進められている入植地建設は、土地の略奪、侵略と占領そのものです。実際に入植地に住む人も、貧乏なイスラエル人というよりは、パレスチナの土地をイスラエルのものにしてしまおうと積極的に侵略を進めている宗教右派の人たちです。「入植という形で現在も進められている土地の略奪と侵略に対する反撃」としての自爆攻撃という側面は、マスコミ報道では全く隠蔽されていますし、なかなか知られていません。
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