| サパティスタ民族解放軍 公式コミュニケ(声明) |
| マルコスが、同性愛者であるかどうかについて |
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メキシコの南東の山の中から。 副司令官 マルコス 1994 年5月
「もう、たくさんだ!」彼は、いま話し始めている少数派の、1人1人である。そして彼は、口を閉じて黙り人の話を聞かなければならない多数派の、1人1人である。彼は、話す方法を、彼ら自身が話すための方法を探している、あらゆる受け入れられていないグループの一つ一つである。 パワーを創り出すもの、そして、権力の中にいる人たちのあの不快な「良識」--これがマルコスである。
あなたは歓迎される、司法長官のオフィスの親愛なる紳士。
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Mexicoメヒコ(英語読みでメキシコ)もホモフォビアのひどいところらしい。
一時期、メヒコでは「サパティスタ軍の副司令官マルコスは、サンフランシスコにもいたことがあるゲイである」という噂が流れた。政府系の新聞は1面トップでこのことを書き立てた。もちろん、サパティスタ軍の評判を落とすための「悪口」のつもりなのだろう。それに対するこたえがこのコミュニケだ。
私、ヒッピーは、以前からサパティスタ民族解放軍のファンであったのですが、このコミュニケを読んで、ますますサパティスタが好きになった。生死をかけた闘いの中においてさえもホモフォビアとの闘いを決して放棄しないマルコス副司令官に、いま同時代を生きるものとして、こころから共感します。(日比野 真)
人目の訪問者です。 最終更新日 97.2.24
の次回更新は97年4月の予定です。