2002年7月1日(月)〜7日(日) 各日とも14時〜18時
7日(日)14時からは長谷川さんのトークライブもあります。
個展は入場無料(トークライブは1000円)
会場:エイコンズビレッジ(tel/fax 075-493-2983)
主催:
大学時代に住んでいた学生寮で「障害者とお酒を飲もう」みたいな企画があって、そこで介護を引っかけに来ていた長谷川さんと知り合った。それから数年間、月に一回程度の介護に行き続けたのは、たぶん長谷川さんの生き方や、長谷川さんが参加していた脳性マヒ者の当事者団体「青い芝の会」の活動に魅せられるものがあったからだと思う。
例えば青い芝の会の綱領には「われらは愛と正義を否定する。われらは愛と正義のもつエゴイズムを鋭く告発し、それを否定することによって生じる人間凝視に伴う相互理解こそ真の共生であると信じ、且つ行動する。」「われらは問題解決の路を選ばない。われらは安易に問題解決を図ろうとすることがいかに危険な妥協への出発であるか身をもって知ってきた。われらは次々と問題提起を行なうことのみが、われらの行ない得る運動であると信じ、且つ行動する。」といった文章が並ぶ。
人との関係の中で、「優しさ」や「思いやり」更には「愛」といったオブラートでつつんだ関係をつくることで、お互いの間にある切実な利害関係の違いを見ないことにしようとする「私たち」。個人の自由、社会的正義・自己決定権、その他様々な言い訳を動員して、他人と関わることを避けて自己保身をはかる「私たち」。そういった「私たち」の生き方を鋭く問う青い芝の主張は、ジェンダーやセクシュアリティーの差別構造を問い直すことを自己の課題にしているいまの私自身にも、以前にもまして、強く響いてくる。
とはいえ、そういった社会運動の主張と、現に生きている一人の人間としての長谷川さんの生活との間にも、実はギャップもあったりする(ジェンダーやセクシュアリティーの社会運動と、個人の生活との間の関係もまたしかり)。最近長谷川さんが描きためた色紙には、ラディカルな障害者解放運動の主張と、一人の生活者としての思いとが、クロスして表現されている。
今回は、長谷川さんの色紙画集が出版されたのを機に、色紙の展覧会とトークショーを行います。是非、お越し下さい。
ひっぴぃ ♪♪
長谷川良夫 著
文芸社
1000円
書店、個展会場で好評発売中!
2002年7月7日(日)14時〜17時
エイコンズビレッジ
参加費1000円
トークライブには手話通訳があります。また、トークライブに参加を希望される方で、最寄り駅(地下鉄北大路駅)からの送迎介護や託児を希望される方は、主催者まで事前にご相談下さい。
エイコンズビレッジ(tel/fax 075-493-2983)
ホームページあります
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交通アクセス
バスの代表的なものは
京都駅から205,206
四条大宮から206
京阪出町柳から1
北大路バスターミナル(地下鉄北大路駅)青のりばより多数
https://barairo.net/event/
携帯:090-1156-3039