こんにちは、日比野です。
2003年11月18日〜12月21日にかけて、リバティ大阪(大阪人権博物館)で 「性的少数者の現在--性のありようを問い直す」 と題した企画展が予定されています。
企画展が行われる事自体は、私も心からうれしく思う事のなのですが、その企画展の内容については、私の位置からはきわめて不十分なものになりそうです。
もちろん始めから全てを求めるのは無理な話ですし、また「完全」な展示などあり得ません。しかし、それにしても、という思いを私はぬぐい切れません。
具体的には、企画全体があまりに同性愛者優先、男性優先、つまりはコミュニティー内のマジョリティー優先です。 また、来館者や、企画内での表現者の主体や、人の生き方自体を問うようなアプローチがありません。「そもそも『男』とは、『女』とは何か」などといった「性別」に対する意識を問うようなアプローチもあまりありません。
(リバティー大阪の方にも批判は伝えましたが、黙っちゃいました)
リバティ大阪の方にいろいろと意見を伝えていく中で、私も、たった400字ですが、「パネル」の原稿依頼を取り付けました。私としては、企画展の批判を原稿として出そうかと思っています。
以下、この「リバティ大阪問題」についての詳細な説明になります。 関心のある方、ご連絡下さい。
積極的に意見を伝えていくことでこそ、不十分なものがよりよくなっていきます。「始めは不十分でも仕方がない」ではなく、「不十分だからこそ、意見を表現することが必要」なのです。今後、リバティ大阪の展示を、一層よりよいものにしていくためにも、
何か共に行動できればうれしいです。
ひっぴぃ ♪♪(日比野 真)